電気の映画のまりんと大根監督のトークショーに行ってきた。のでめっちゃうろおぼえメモ。この映画、電気の映画とか電気映画とか呼んでるけどなんかもっと良い呼び方がないものか。
会場は満員御礼で「空席があれば空席以外満員で、ってネタを言うんだけど舞台挨拶で空席あると悲しいから満員でよかった」と監督、「サクラがいるみたい」とまりん。
出てくるなり監督が「さっき衝撃の事実をきいて」って言いだしたからなにかと思ったらまりんが完成した映画観てない話だった。誰も観てないのかよ。スーパーバイザーってなにしてんのかと思ったら古い映像のノイズとって、とか字幕のフォント変えて、って言うくらいらしい。フジ'14の音の調整もまりん。
監督が卓球から頼まれた伝言「ビビンバ!モモンガ!」に?が浮かぶ客席。まりん「ひょうきん族のネタでしょ」監督「ああ!あの!って誰もわかってませんね」ごめんわからんかった。まりん「モモンガは、ムササビみたいなやつでしょ?ムササビとはちがうよね?」監督「語呂合わせ?」めっちゃ勢いだけ。卓球らしい。
ちょいちょいまりんが撮った映像も使われてて*1、「素材をとっとこうと思ってたくさん映像を残したけど今まで使われなかったので今回活用されてよかった、使われなければゴミ、産廃の山みたいなもんだから。あなたたちはお金出してゴミ見に来てるし監督はゴミで儲けてますからね」と言ってたけどいやはや活用してくれてありがたいです。なかにはあえてノイズをとってもらわなかったものもあるそうで。「逆に劣化してて良かったものもある」「これからのバンドは綺麗な映像が残っちゃうから大変だよね、セカオワとか」と監督。
質問タイムも設けられたけどはじめまったく手の上がらない客席に監督「だいたいひとりかふたりは挙がるんだけど電気のファンはしつけられてるね、ヘタなこと言ってすべっちゃまずい、みたいな……」無事(?)質問でたけどきけてよかった話ばかりだったので質問してくれたひとありがとうございます。
Q1「まりんが再加入するかもって話について話せる範囲で教えてほしい」
監督「道下さんが「まりんが戻ってくる話があったんだ」って熱弁してくれてレアな証言きけた!と思ってたけどメンバーに訊いたら「そんな話はなかった!」って言われた」
まりん「その辺軽いんですよ。電スチャのときは毎日行ってたし、ライジング*2は会社のお金で行ったからなんかしなきゃかなあと思って出たけど。戻らなきゃ殺す!って言われたら戻りますけど」
Q2「『人間と動物』のパンダはなんで魚くわえてるのか」
まりん「卓球が「WWFのイメージがあるんだ」と言っていて、じゃああれをパロればいいのかといったら「違うんだよ、なにか”加え”てほしいんだよ」と言ったので”咥え”させた。魚はあれ鮭で。北海道に……ぼく北海道出身なんですけど」
監督「みんなしってるよ、ここにいるひとはだいたい知ってるよ」
まりん「北海道にクマが鮭くわえてる置物があってそのイメージと、パンダってどうみてもおまえ肉食だろ、って顔してるから。パンダも黒く塗ったらヒグマみたいだしヒグマも白黒にしたらパンダだし、前にパンダがひとを襲うような映像見たことがあってあいつらのなかにも凶暴ななんかが残ってるんだなと思ったので」
Q3「電気在籍時代散々いじられてたけどこれだけはやめてくれと思ったことは」
まりん「命さえ無事ならいいです」
「以前白河湖で一泊しなきゃならなくってしかも3人同じ部屋で、やることねえなあって思ってたら瀧が性器を出してこすりつけようとしてくるんですよ。卓球もやりだして10分くらい抵抗したのち結局瀧のを顔に押し付けられて、もうやめろよって部屋のすみでちっちゃくなってたら今度はふたりでやりはじめて。卓球が瀧の尻に保温してあるポットの熱湯をかけたのが5年ぐらい痕になってて、ああメンバーも敵なんだなって思った。お湯かけられてたら辞めてましたね。」
……戦場か?
最後にメッセージを求められたまりん「早く帰りたいですよ」
監督「なにかないの?アルバムのこととか」
まりん「ぼくのことはいいですから」
最後のフォトセッションでじわじわ笑いを起こして終了。
まりん本人からいろんな話が聴けて楽しかった。映画本編も電気への愛が溢れててとても良かった。今更だけど電気って凄いなあ、いろんな意味で。