参加ミュージシャン的に気になってたTOO YOUNG TO DIE、クドカンと向井の舞台挨拶がシネマシティであるというので9時50分の回に行ってきた。
ロフトフェス以来機会を逃しまくり1年半ぶりくらいの生向井。しかも最前なので若干緊張していたのですが思い切り寝坊して家出る10分前に起きた……よく間に合ったな……。映画も舞台挨拶も面白くてコレ×トライセラに行けなかったのも悔しくない……いややっぱ悔しい！
まず映画、終始テンションは高いしわりと品の無い下ネタぶっ込んでくるし監督の頭ン中男子中学生かよ……と思いました（褒めてる）。現世がふつうなのに対し書き割りだったりコンパクトな舞台装置感のある地獄の美術の面白さが際立ってて良かった。立川極上音響上映で期待しないはずがないんだけどさらにデスロード席*1なので最初の地獄図のライブから最高でした。是非ライブスタイル上映とかやってほしい。
ふたりとも地獄図Tで登場。さすがに近くて謎の緊張。出てくるなり「ロウソク持ってるのかと思った……なんか幻想的な感じで」と監督*2。「立川にお越しのみなさん……立川にようこそ！」と向井。比較的近所の住人なのに歓迎されてしまった。
まさかの写真撮影可。先に言ってよ！ちゃんとカメラ持ってきたのに！スマホのシャッター音がすごくて監督苦笑ぎみ。
監督「中村獅童がどこに出てたかわかりましたか？わからなかったひとはもう一度見てください、たぶんもう一度みてもわからない」わかりませんでした。帰ってTwitterで感想漁ってた時に知った。無駄遣いすぎる。同日公開の日悪ではあんなにかっこよかったのに！
司会さんが「極上音響上映でしたが……」と切り出したところで盛大にくしゃみをする監督「極音のくしゃみでした」
五戒の唄は「烏丸せつこさんが歌うので色気のある感じで」。天誅は「TOO YOUNG TO DIEとは違った感じで、あの見た目でファンクだと面白いかと思って*3」といくつか代表的な曲のコンセプトについての説明も。引き出しがすごい、と言われた向井「こじ開けられてます。」
スーサイド（高校生のド素人バンドのオリジナル曲）は下手なのが逆に難しかったようで向井「ヘタにしようと思うと逆にそのルーズな感じがかっこよくなってしまううからひとりで五升瓶あけて弾けない状態にしてつくった」監督「それを神木君が素面で弾くっていう。練習しなくていいって言ってるのにこここうしようかな、とか言ってるんだよね、本人いないから言うけど余計なことしやがって」向井「ダイスケっぽいですよね」といろいろいわれる神木君。最後の速弾きは誰がやってるんだろう。本人じゃないよね？
質疑応答タイム、というかもはや監督の痛いとこを突くタイム。
Q1「高幡不動が出てましたよね？」
監督「よくわかったねえ*4。スケジュール的に東京から出られなくて東京らしくないところ、と思って。高幡不動って書いてあるのを全部かくして撮った」
質問者「パンフレットの字が間違ってました……高幡のハタは畑ではないです」
監督「えっ……高幡不動にうるさいな！？すみません確認しときます」
Q2「(向井に)最近立て続けに映画音楽を担当しているが今後製作に携わるつもりはあるか」
向井「あります。新宿署で（誰だったか忘れた）が基本英語なんだけど尋問中「いきなり○○かよ！」とそこだけ日本語になるっていうやつ撮りたい」
Q3「焼肉ぱんだが焼けたあと現世に通じるのはどこになるのか」
監督「やばい考えてなかった……たぶんトイレだと思います」
そして劇中でも重要な曲、天国を弾き語る向井。そしてそれをわきから写真撮る監督。
良い曲じゃないか。「旅に出よう ここじゃないどこかへ」っていう入りの部分が好き。ディストラクションベイビーズの約束もすんごい良かったんだよなあ聴きたいなあ。向井ソロ行けば聴けるのかしら。
監督「聴いてるあいだずっと考えてたんだけど現世への通り道思い浮かばないなあ……次までには考えときます」
監督「サントラぜひ聴いてください、サントラ聴くとまた映画見たくなるはずなんで。仏教の映画だから繰り返しみることで徳が積まれるから」
1300円で映画みれてトークと生歌聴けるなんてなんという贅沢。サントラ欲しくなっちゃうよね。サントラループすれば徳積まれないかなマニ車的に……。
